漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
子宮内膜症、卵巣嚢腫の手術後、父親の看病、働きづめの毎日。
父の他界後、腹痛が再発した時には39歳になっていました。
健康な子宮を取り戻したくて、仕事を退職し、漢方と鍼灸を始めました。半年ぐらいでよくなるかなーって思いこんで。
9か月後、ついに陽性反応!
・・・・そして数日後、あの東日本大震災。
やっと授かったその子は妊娠5ヶ月を前にしてお空へ帰っていきました。
震災の日、病院から帰宅するのに寒空の中バスを待ち、出血しているのに2時間も歩いて帰ったからか。
被災地の母の声を聞くまで、眠れず、食べられず2週間も過ごしてしまったからか。
歳を取り過ぎているからか。
自分を責め、他人を嫉み、おまけに変わり果てた故郷をめにし、まわりのやさしさはなにひとつ心に届きませんでした。
なぜかその子を産んだ時間におなかが痛くなったり、度々お寺に会いに行ったり。
そんな中、遠くの友人からメールが入ってきました。妊娠8ヶ月で死産した友達。死んでもいいから、このままお腹に入れておきたいと泣いてお願いしたそうです。
「だけどね、絶対このままじゃ終わらないから! こんなに辛い思いをして、このまま終わるわけないから!」
友達はその後ちゃんと授かったのです。
そうかぁー。私も~!!この冬が終わったら春がくるよね~って。思い込みは大切です。
同じ思いを経験した人達、みんなちゃんと次は授かっているよね~。
そう思った私は、バイトを始め、月命日には旦那さんとデートを兼ねて行くようになり、春をなんとなく待つようになっていました。
そして、そして、ついに!また授かりました。やっぱり来てくれたか~!
今度は大丈夫、あの子が守ってくれている。
出産まではほとんど誰にも知らせず、常におなかの子とお空の子に話しかけ、この手にしっかり抱くまでは!と・・。
41歳で特に何事もなく、自然分娩で出産できました。あの産声は一生忘れません!
今、いろんな思いで辛い方もいらっしゃるでしょう。でも、大丈夫です!
このままじゃ終わらないですから!まずは子宮を健康に保って、なんなら基礎体温もやめちゃうとか~!
いろいろあった中、いわい薬局さんには大変お世話になりました。
子宮内膜症の手術をした後も癒着が残っているようで、生理痛がなかなか取れなく大変でしたね。
また、本当につらい経験をしましたね。
でも、諦めずに頑張ったご褒美をもらえて本当に良かったです。現在1歳6ヶ月とてもかわいい女の子です。大切に育ててくださいね。
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